■ なにをはなしたらいいの…「扱いたいと思う問題だけ」
このセラピーの大きな特徴の一つなのですが、
なにもかも、すべてをお話いただく必要がありません。
クライアントさんは、自分が扱いたいと思う問題だけをお話すればよいので、こころの負担も少なくてすみます。
もちろん、話したい、聴いてほしいということは、ていねいにお聴きしています。
「問題」となっていることは、たいてい複雑です。
長い時間をかけて、関係する人や問題が重層的に関わりあっていて
説明する…と考えただけで、気が重いものです。
セラピーの中で行うエンプティチェア・ワークでは、いやな気分を味わっている場面を感じてもらうこと(感情)から始めますので、説明はほとんどいりません。